トレーディングカード

トレーディングカード
トレーディングカード

トレーディングカード (trading card)は、交換(トレード)や収集を目的に、販売もしくは配布されることを前提に作られた鑑賞・ゲーム用のカードでトレカと略され、歴史は古く、日本でも1950年代には登場している。

 

同好の収集家と取り引きされることを前提としているためか、ほとんどの商品はランダムでカードが封入され、簡単に全種類が集められないような工夫がされているのも特徴であり、一般的なセット売りのポストカードなどと決定的に異なるポイントと考えられる。

 

「お茶づけ海苔」に代表される永谷園商品に付録された東海道五十三次カード。
カルビーが発売したスナック菓子のおまけである仮面ライダーカード(1972年)、ロッテより発売され社会現象を引き起こすに至ったビックリマンシリーズ「悪魔VS天使シール」(1985年)などが挙げられる。

トレーディングカードゲームは、トレーディングカードとして販売されている専用のカードを用いて行うカードゲームで、多くは対戦形式の2人プレイである。

 

通常、何百種類という数のカードが存在し、それぞれのカードにはアニメなどのキャラクターをはじめ、様々なイラストが描かれていてイラストに合わせて、カードごとに異なった能力値や効果が与えられ、数字や文章などで表記されている。


これらのカードを組み合わせる事により、非常にバリエーションに富んだゲームになります。

 

米国の『マジック:ザ・ギャザリング』から始まり、『ポケモンカードゲーム』『遊☆戯☆王ファイブディーズ オフィシャルカードゲーム(遊☆戯☆王OCG)』『デュエル・マスターズ』などによって国内に大きく広まりました。